岡崎市のスポーツ専門パーソナルトレーニング|メディカルコンディション

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2019/09/01

ヘルニア症状の1つでもある痺れへのヒント

メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。

MCの近隣に大型のスポーツクラブがあるということもあり、

スタジオ等で活動するインストラクターの方がボディメンテナンスに数名来られています。

その中の一人の方が、

「究極の動く体つくりの勉強のために、最近東京まで勉強に行っている」と教えてくださいました。

面白い考え方だからよかったらどーぞっと、

そこの協会の本を貸してくださいました。

一読して見ようと思って読んでみました。

僕のコンディショニングの考えと一致しているところが多かったためすんなりと頭に入ってきました。

このようなキッカケがあり貸していただいた本の内容を僕なりに解釈し、

実際にクライエントさんにアプローチをしてみました。

かなり手応えがあったので症例を報告したいと思います。

 

建設業の社長さん。

今、建設ラッシュのようで休みもなく現場に出向いて社員の方と一緒に働いてるようです。

5ヶ月前から右足の外側ぐらいに灼熱感と痛みと痺れが出現。

徐々に症状が強まってきたとのことです。

整形外科に受診したところ、MRI画像から腰椎椎間板ヘルニアという診断を受けました。

リハビリをしながら数ヶ月経過しても灼熱感と痺れ強い。

骨盤を立たせることが難しく、股関節の周囲の筋肉がかなり硬くなっていました。

ヘルニアは椎間板の形状と髄核の位置から、

骨盤前傾させて立たせることと、腰椎のなだらかな前弯を出すことが重要とされています。

そのため治療で筋緊張を緩めて、

セルフケアでこのようなストレッチを指導しています。

膝を外に開きながらを腰を落としていきます。

極力、背筋はまっすぐかつ骨盤は前傾に保ちしゃがみます。

初めは赤い線のように背中を丸めないとしゃがむことが難しいです。

 

3週間ほど続けると、徐々に背筋が通って骨盤を前傾させることが可能。

ヘルニアの特徴としてしゃがみ込み姿勢で腰を少しそれるところまでくると、

比較的痺れや灼熱感が減っていることがあります。

そして、開脚ストレッチのように膝を伸ばした状態でも、

比較的骨盤前傾が取れるようになっているかと思います。

多くはないですが数名の腰椎椎間板ヘルニアを抱えていて、

痺れがある方に対して良好な経過を辿った方へ処方したエクササイズの紹介でした。

通常、治療院や接骨院、病院では取り除きづらいヘルニアの痺れ。

痛みは取れやすいのに痺れが残るという方は多いと思います。

少しでもヘルニアや腰痛で困っている方に対して、

参考もしくはヒントになればと思い書かせていただきました。

※ただ根気よくエクササイズをしないとここまでの変化は出せません。

 

 

競艇選手の方で、新たに似たような症状の方が来院されました。

トレーナーの私も元々ヘルニア持ちです。

今回来院された方は症状が強そうですが、

クライエントさんと共に乗り越えていきます。

また、どのように変わったか報告させていただきますね。