岡崎市のスポーツ専門パーソナルトレーニング|メディカルコンディション

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2019/11/02

11月2日 選手権 愛知県大会(サッカー)

こんばんは。

メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。

本日は昼からお休みをとり、

先ほどまで家族でボディケアをしているサッカー選手の試合観戦に行ってきました。

毎週、練習が終わりクタクタになりながらも夜遅くに遠くからやってこられます。

お父さんがすごいサッカー選手だったこともあり、

とても熱心ですし会話をしていてとても勉強になります。

怪我との付き合い方をよく心得ているお父さんでもありました。

サッカーの競技特性上、コンタクトプレーが多い競技ということもあり怪我はつきもの。

ボール、仲間の選手、相手の選手、芝の状態、いろんなところに目を向けないといけません。

どれか見落とすだけで受傷率はぐっーと上がります。

当たり前のようですが個人競技にはない要素が多いのがチームスポーツです。

トレーナーとしては怪我から回復していくのが仕事の醍醐味でもあります。(目標)

でも僕としては選手が競技復帰してその選手がどうしてそうしたいか、

選手個々のストーリーに触れ、これからを一緒に考えれるというのが楽しみなんです。

怪我から復帰して選手がどうして行きたいかを知り微力だけどサポートできるところに一番の面白みを感じています(目的)

 

仕事後すぐに駆けつけたこともあり、

パンをかじりながらの観戦。

選手の保護者の方々が提供してくださった暖かい紅茶。

この配慮は心も温まります。

話は少し変わります・・・

実例ですが、”膝が痛いけど長時間歩けるようになりたい”という高齢の方がいたとします。(目標)

当たり前のような目標ですが、僕はどうして長時間歩けるようになりたいのかを考えたりします。

プライベートの時間でも同じような歩き方の人を見えるとフワッと思い出し考え込みます。

クライエントさんの話を聞いているうちにわかってきます。

お子さんが遠く離れたところに住んでいるということ。旦那さんは若い時に他界されてしまったこと。

1人で身の回りのことをやらないといけない独居の方だったこと。(目的)

免許を返納し少し離れたスーパーマーケットまで買い物に行かないといけないこと。(目的)

 

目標と目的、同じような響きですが表面的に浮かび上がってくる目標の奥底にはほぼ必ず目的があります。

目的をしっかり明確に持つことはトレーナーとして重要視しています。

自分がどうなりたいかということを明確に持つことで、

体に対しての毎日の取り組み方や習慣、振る舞いが変わってくると思います。

目標は短期的な通過点となり怪我の改善スピードが早まり、

怪我のリスクも避けられる方が多いと肌身で感じています。

そんなことを強く思えるとても素敵なサッカー選手でした。

今回は試合には負けてしまいました。

ストーリーに触れたいがあまりに、

練習後で夜遅く疲れているのに話に付き合わせて申し訳なかったと思います。

ただこの選手と触れてやはり目標と目的の重要性感じ、

意識してきたトレーナーとしても自信になったこと。

それと同時に3年間、大きな怪我なく競技ができたこと。

トップチームでスタメンでやれたこと。

前回まで負け越していたチームに勝ち抜いて、

僕が観戦できる日までがんばってくれたこと。

最後の試合は自分の息子の試合を見ているように、

僕まで常にドキドキし緊張感でいっぱいでした。

また自身の高校時代を思い出させるように、久しぶりにアツい気持ちになりました。

このご家族には感謝でいっぱいです。

3年間ありがとうございました。

2019/10/13

スポーツメンタル 体の姿勢と感情のコントロール

おはようございます。

メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。

陸上短距離選手のMくんのお話です。

最初はグロインペイン症候群様の痛み(股関節や骨盤周囲の痛み)があり来院されました。

熱心に動作改善のためのエクササイズをしてくれたおかげで、

1ヶ月ぐらいで競技に復帰することができました。

症状が回復しタイムが狙える状況になってきた頃、

新たに問題を抱えていて、トレーナーに相談してくれました。

記録会や大会時に緊張して、脚がチグハグで体が硬直してしまい、

うまく走れなという現象が常に起こるようになりました。

Mくんは極度の上がり症だということがわかりました。

このままだとイップス(精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、

突然自分の思い通りのプレー(動き)や意識が出来なくなる症状のこと)にもなりかねない。

私は以前から勉強していたスポーツメンタルをペーパー資料にして、

現在、改善プログラムを施しています。

また結果を報告しますね。

 

アプローチ方法について、1つの事例をわかりやすくNHKで紹介していたのでここに記しますね。

精神状態は身体の状態に左右されることが近年の研究でわかってきました。

今までは精神状態は身体に現れるという事をよく言われてきましたが、

この逆で身体の状態によって精神状態が変わるというものです。

悩んでいたり怒れたりしても下記の図の様にうつむきでいると、

ネガティブな気持ちが増幅されてしまいます。

しかし、楽観的な体勢でいると気持ちが晴れてきて、

ポジティブになり悩みや怒りはおさまる傾向にあります。

かなりの即効性があるので取り組んでみてください。

ただ、これを一時的なものにせず習慣にしなければなりません。

MCでは、スポーツに対してのメンタルトレーニングを少しずつ体系化させています。

練習や試合・トレーニングに対して合わせたプログラムを作成しています。

同じ様な悩みがある方は一度相談ください

 

2019/04/10

トップアスリートに共通する特徴

メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。

トップアスリートといえば・・・

といえばこの方の名前を出す方は多いのではないでしょうか。

”イチロー選手”

先日、引退会見を開かれていましたね。

 

NHKでもドキュメンタリー”イチロー 最後の闘い”見られましたか?

前回、2題に渡って書かせていただいたMCに通うトップ選手の特徴(第一話第二話

とも全くリンクしていました。

やはり頂上を目指す選手には共通のキーワードがありました。

それは”感覚”です。

NHKのドキュメンタリーでの1場面。

バッティング練習をしているイチロー選手。

ピッチャーから投げられるボールを打ち込み、次々にスタンドに運んでいました。

すごい綺麗な弾道で練習を手伝う周囲のスタッフは関心していましたが。。。

イチロー選手の一言

”もうちょっと乗せたいな、体に。”

この言葉にトレーナーMasaは”ビビッ”と痺れましたね。

先日まで元日本代表ハンドボールとスノーボードの選手たちと話していた内容がテレビでやっている!?と思いました。

結果はどうであれ自分の感覚を大切にしている選手ならではの言葉です。

自身の体性感覚を大切にするのはトップ選手に多いと思います。

むしろ、ここの感覚を抜け落ちているのに、

日本代表になったという選手は出会ったことありません。

素晴らしい選手と出会い、

客観的なチェックを大切にするリハビリ現場から離れて気づいた事です。

MCでは選手の主観的感覚を基盤にチェックし、コンディショニングが行われていきます。

客観的に見てどこが悪いのかというのも必要です。

しかし、主観的に感覚を磨いていくことは、

怪我の予防やスポーツパフォーマンスを向上させるのには欠かせない要素だと思いっています。

MCトレーナーは選手自身の感覚に寄り添ったケアを展開しています。

 

体のチェックをした時に、

どっちが硬いと思いますか?

動きが悪いのはどちらですか?

トレーナーに頼っていませんか?

大丈夫ですよ。

みなさん素晴らしい感覚を持っているはずです。

自分の感覚を大切にしていけば、いずれか身体は勝手に磨かれてきますから。

2019/02/24

メンタルによるアスリートの成長率を考える.4

メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。

前回のメンタルによるアスリートの成長率を考える.3に続いて、

今度は第4弾になります。

前回の復習として。。。

氷山をモデルにして成果は目に見えている部分ということを話をしました。

氷山の下を水中に潜ってのぞいてみると、

層になってわかれています。

 

パッと見でわかる部分。

一番上に見える頂上は、成果だったり結果だったりします。

海中に潜るともっと大きな土台が隠れて潜んでいます。

この内容はなんでしょうか?

というところまでが前回の内容だったかと思います。

 

今回は具体的な内容を愛知のスター選手、

イチロー選手を例に挙げて説明しますね。

 

 

一番下の土台は、意志、想い、人生哲学だったりします。

イチロー選手でいうと、

”人間としてまだ未熟。ある意味成熟した時に選手でいたい。”という気持ちがあるそうです。

そして、一つの目標に「50歳まで現役生活」という思いがあるようです。

その考えの元、ステップアップさせて次の段階を見てみましょう。

 

下から二番目のふるまい、習慣、行動

イチロー選手で一番印象的だったのは、

インタビュー時に用意されていたソファーに座ってインタビューを受けなかったことです。

パイプ椅子を持って来てもらい、そこに座ってインタビューを受けたました。

姿勢が崩れるからだそうです。

その姿を見て常日頃の心がけはさすがだと思いました。

 

さらにステップアップして、

上から二番目の段階、 能力・スキル をみてみましょう。

能力、スキルは解説しなくてもスポーツ選手にとっては絶対的に必要な部分ですよね。

当然のことながら毎日の積み重ねが重要です。

伝説のバッター、王貞治さんや長嶋茂雄さんに野球を習ってもすぐに同じように打てるわけではありません。

例えレベルが上がっても、ゲームのようにレベルは維持されることなく、

レベルダウンするのが人間の世界です。

これらは習慣や想いに支えられています。

 

では、頂上の成果となる部分、

草野球選手とイチロー選手のようにメジャーリーガーでは何が違うのか。

技術やセンスも当然ありますが、

決定的に違うところはその土台の大きさが違うと言われています。

イメージするとこんな感じ↓

 

 

ピラミッドの大ききさが違うということだと思います。

なので技や体力よりも前に、

意識や思考、習慣等の土台をしっかりと積み上げていかないといけないことになりますね。

次回はメンタルによる”アスリートの成長率を考える.5”

私的見解も満載ですが、

アスレティックトレーナーとしてトップアスリートを見てきた部分もあるので、

そのあたりの経験も踏まえて伝えることができればと思います。

 

2019/01/30

メンタルによるアスリートの成長率を考える.3

メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。

僕は嫌なことがあると一度はがっつり落ち込みますが、

比較的すぐに忘れてしまいます。

昔はよく嫌なことがあるとウジウジとひきづる傾向にありました。

そんなある時、人さんが失敗を笑い話にするという話を聞きました。

失敗した時に、

”モウけた!ネタにできる!!”

と思うらしいです。

これは一理スポーツメンタルでも使えると思いました。

嫌なことや失敗をネタにしたり、笑い話にできた瞬間、

その嫌なことは自分の心の中で早々に浄化されるはずです。

それを知ってから僕は落ち込むことがなくなりました。

 

先日メンタルによるアスリートの成長率を考える.2について書きました。

今日はその第3弾です。

性格がゆっくりなもので、ゆっくりと進んでいきます。

前回のブログで書き記した氷山をモデルにしたアイスバーグモデル。

氷山の下を水中に潜ってのぞいてみると、

層になってわかれています。

 

パッと見でわかる部分。

一番上に見える頂上は、成果だったり結果だったりします。

目に見えない部分は3層にわかれています。

何が入るかわかりますか。

少し考えてみてください。

競技を極める多くのアスリートがこれらを徹底的に実践しています。

回答は、メンタルによるアスリートの成長率を考える.4で!!

2019/01/23

メンタルによるアスリートの成長率を考える.2

メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。

メンタルによるアスリートの成長率を考える.1に続き、

スポーツメンタルのバージョン2を書かせていただきます。

スポーツ選手にとって、身体と同じぐらい精神面は重要です。

中にはメンタルの方が重要になってくる競技もあります。

フィジカル面とメンタル面の割合が3:7のパターンもあります。

個人スポーツのテニスやゴルフ等はメンタルの競技とも言われていますよね。

チーム競技なら仲間が流れを変えることができたりします。

しかし、個人競技は流れを変えるのは自分。

なのでメンタルがとても重要とされています。

一流のアスリートは何をしているのか。

 

 

ことわざで氷山の一角と聞いたことありますよね。

アイスバーグモデルというものを説明させていただきます。

パッと見氷山だっていうことぐらいしかわかりませんよね。

ご存知のように見えている氷山の下にはそれよりもお大きな氷の塊が存在しています。

実は見えている氷山はスポーツに例えるならニュース等でわかる範囲、

チーム成績や大会結果だったりします。

では、その下には何があると思いますか?

メンタルによるアスリートの成長率を考える.3で、

少し掘り進めて説明していきますね。

今日はこのあたりで!

2019/01/08

メンタルによるアスリートの成長率を考える.1

メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。

2018年、僕が学んで来たことや現場で感じたことを含め、

”スポーツ選手の成長を考えるシリーズ”を書き始めます。

本職はスポーツ選手の身体のメンテナンスですが、今回はメンタルについて書かきます。

メンタルは選手としての成長率に大きく影響してきます。

新年あけて、目標や目的をたてられた方も多いと思います。

その目的と目標は似たようなイメージではないでしょうか。

 

実は意味が少し違います。

目標と目的を分けて、新年の決意表明をしていくと成長率は著しく伸びると言われています。

まずは二つの違いについて書きますね。

まずは目標から。

目標は狙い定めた行き先。

目標を例えるなら下のイラストなら飛んで来たお皿だったりします。

では、目標は言い換えればターゲットと表すことができます。

 

今度は目的について簡単に説明します。

目的には意味があります。また”なぜ”という問いかけに反応します。

なぜ、そのお皿を狙うのか。

それは◯◯◯だったりします。

この例の場合、お皿を的確に狙い試合に勝つためだったり、

練習して獲物を捉えれるようになり生活していくスベだったりします。

 

身近なスポーツに当てはめてみましょう。

まずは目標。

サッカーなら目標がボールをゴールに入れることだったりします。

1試合2ゴールぐらいの目標をたてたとします。

そのために練習を積み重ねます。

目的はその試合に勝つためだったり、

さらにはプロ入りだったり、

海外のクラブチームに入ることだったりします。

言い換えるなら、

短期的に目指す場所が目標で、

長期的に目指す場所が目的だったりします。

目的が具体的なほど、成長率は高いと言われています。

例えば目標が1試合に2ゴール、3アシストを決める。

次の重要な試合に勝ち、全国大会に出場し全国制覇。

全国の舞台で活躍する。

その後に、Jリーグのチームにスカウトされてプロ入り。

プロ入り5年後にはヨーロッパクラブチームに入門し、

FCバルセロナのトップチームで世界の舞台に立ち活躍。

そしてW杯日本代表選手として4大会出場する。

日本サッカー界を盛り上げて、サッカー大国にするべくジュニア育成をはじめる。

多くの人たちにサッカーの素晴らしさを伝える。

 

上の文にはたくさんの目標がありましたね。

この場合、最後のゴールとなる目的はどこだったでしょうか。

”多くの人たちにサッカーの素晴らしさを伝える”というところになります。

混同せずに、新年の目的と目標を明確にたてていきましょう。

これらの過程があるのと、ただ単に多くの人たちにサッカーの素晴らしさを伝える!だけでは大きく違うと思いませんか。

あと、目的も目標も言う場合も書く場合も言い切るようにすることが大切だということを知りました。

”思う”とかではなく末尾を”する!”

言い切ると人間の脳は勝手に答えを出そうとし、動き続ける能力があるそうです。

Masaトレーナーも目的と目標をすでにたてました!!